人気配信者・コレコレが2025年6月29日に行った生配信で、人気イラストレーター「がおう」氏と未成年女性との過去の関係が話題となり、SNS上で注目を集めました。
この配信内で、VTuber「湊あくあ」や「結城さくな」の名前も言及され、関連する憶測が広まりましたが、両者が今回の件に関与しているという事実は確認されていません。
本記事では、配信内の発言を事実ベースで時系列に整理し、法的な観点やホロライブ運営の対応についても中立的に解説します。
配信内で語られた経緯の整理(2025年6月29日)
配信プラットフォーム「Kick」で行われた生配信において、17歳と名乗る女性(以下、Aさん)が登場し、かつて人気イラストレーター「がおう」氏と親しくしていたと語りました。
Aさんは、14歳当時にX(旧Twitter)を通じてがおう氏と知り合い、オンラインゲームで交流を深めた後、会う機会があり、当時、親密な関係があったと発言しています。
その後、がおう氏も通話に参加し、Aさんの発言について「それに近いことはあった」とする趣旨のコメントを行い、SNSでは大きな反響を呼びました。(引用:ユーチュラニュース)
湊あくあと結城さくなの名前が登場した背景
今回の配信で、湊あくあや結城さくなの名前が話題に上った背景には、両者のキャラクターデザインを「がおう」氏が手がけていたことが挙げられます。
湊あくあは2024年にホロライブを卒業済みで、現在は事務所との契約関係はありません。また、結城さくなは、湊あくあと声質や雰囲気が似ていることが一部で話題となっていましたが、両者の間に明確な関係があるという公式な発表はありません。
コレコレ氏が2人を批判するような発言をしたわけではなく、文脈上「がおう氏が関わったVTuber」として触れられただけにとどまります。
イラストレーター「がおう」氏をめぐる主な発言と反応
Aさんの証言によれば、10代前半の頃からのやり取りを経て、実際に会ったことがあるとされ、その後にも連絡が続いていたといいます。
なお、配信中には「自分から距離を縮めた部分もあった」とAさん自身が発言しており、配信者のコレコレ氏も「どちらか一方の問題とは限らない」と冷静な姿勢を見せていました。
一方で、「成人が未成年に接触すること自体、慎重であるべき」という趣旨の発言もあり、年齢差と立場の違いに関する指摘もなされていました。(引用:YouTubeニュース:ユーチュラ)
法的にはどうなる?該当する可能性のあるルールや法律
Aさんが語った内容が事実であれば、以下のような法律が問題となる可能性があります。
- 児童福祉法 第34条1項:18歳未満の者に対する不適切な行為を禁じています。
- 各都道府県の青少年健全育成条例:18歳未満との関係を同意の有無に関わらず禁ずる場合があります。
- 児童買春・児童ポルノ禁止法:対価性が認められた場合に適用されます。
- 刑法 第177条(強制性交等罪):無理やりだった場合、より重い罰則が課されることもあります。
ただし、これらは捜査や裁判を経ないと明確には判断できません。
また、未成年の同意や誘導があったとしても、法律上は成人側に回避責任があるというのが一般的な解釈です。
現時点で逮捕などの報道は確認されていませんが、発言が事実である場合、今後調査が進む可能性もあるでしょう。
ホロライブや関係者の対応と今後の可能性
ホロライブ(カバー株式会社)からは、2025年6月30日現在、今回の件に関する公式声明は出されていません。
湊あくあ氏はすでに卒業済みであること、また結城さくな氏を含め、直接的な関与が確認されていないことから、公式としてコメントを控えている可能性があります。
SNS上では「過去の関連動画が非公開になっている」といった観測もありますが、これも公式に確認された情報ではなく、真偽不明です。
まとめ
- 今回の配信では、イラストレーターがおう氏と未成年女性の関係に関する発言がありました。
- 湊あくあと結城さくなは、がおう氏が関わったVTuberとして名前が挙がったに過ぎず、本件に関与したという証拠は現時点で存在しません。
- 配信者・コレコレ氏は全体を冷静に進行しており、当事者の一方的な主張ではなく、相手側の発言も引き出す姿勢でした。
- 法的には、未成年との関係が事実であればいくつかの法令違反に該当する可能性がありますが、現段階での断定は避けるべきです。
- ホロライブ側からの声明はなく、慎重な対応が続いているものと見られます。


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